SPECIAL EDITION若手社員が答える、10の質問
学生のみなさんが会社や仕事について抱く素朴な疑問を集めて2022年入社の若手社員4人にぶつけてみました。
若手社員の本音を通して NIC がどのような会社かを感じていただければと思います。
Y.N.
開発二部 2022年入社 システムデザイン学部 電子情報システム工学科 卒
A.U.
開発四部 2022年入社 理工学部 数理科学科 卒
C.Y.
開発三部 2022年入社 情報コミュニケーション学部 情報コミュニケーション学科 卒
T.N.
JASTEM開発一部付 ベンダー出向中 2022年入社 法学部 政治学科 卒
入社前後でギャップは感じましたか?
C.Y.
ベテランぞろいの会社というイメージでしたが、配属されてみたら若手社員が多く、誰もが新人の私の意見にも耳を傾けてくださるのが意外でした。
A.U.
大規模案件はベテランが中心で活躍し、若手はサポート役を務めるものと思っていたけど、実際には若手が主導する小規模案件も多い点が、いい意味でギャップでした。
Y.N.
PCに向かって黙々と作業する時間が多いのだろうと思っていたけど、配属されてみたら社内外の関係者と会話する時間が多くて意外でした。
T.N.
同感です。大人しい人が大人しく働いていると思っていたら、むしろ活発でコミュニケーションのウエイトが高かった。これはうれしい誤算でしたね。
NICのどこが好き?
T.N.
上司や先輩が親切なところ、有給休暇をとりやすいところ!
Y.N.
上司や先輩の人当たりの良さは、ユーザーやベンダーなど、社外の人とのやりとりを見ていても感じるな。
A.U.
そうだね。関係者と協力し合おうという気風の影響なんだろうね。
C.Y.
所属部署ではテレワークや時差出勤の融通が利くので、自分のペースを守って働ける点で助かっています。
入社後の研修って大変?効果的だった?
C.Y.
4カ月みっちり学んだのでハードではありました。そのぶん、しっかり基礎を固められた実感があります。文系出身の身としてはありがたかったですね。
T.N.
扱うカリキュラムが幅広かったよね。配属後にユーザーとやり取りしていると「IT素人でもリテラシーを高められたんだな」と実感します。
A.U.
大学時代に学んでいた部分もあったので、戸惑いはなかったです。逆に知らない部分については講師がマンツーマンで丁寧に対応してくださったので研修はとても充実していました。
Y.N.
同感。情報系出身でも知らない領域はたくさんあるからね。弱い部分については講師からガッツリ指導してもらえた実感があります。
C.Y.
私やT.N.君のように詳しくない者にとっては、A.U.さんやY.N.さんのような一定以上のレベルにある同期から助けてもらえたのもありがたかったですね。
職場の雰囲気はどんな感じ?
Y.N.
話しながら手を動かす人や集中している人など、思い思いに取り組んでいる感じなので、「周りに合わせなくては」という余計な気遣いが不要です。全社的にはノートPCを携えて動き回っている人が多い印象です。打ち合わせが多い側面の表れかなと思います。
C.Y.
静か過ぎてもうるさ過ぎても働きにくいと思いますが、所属部署はどちらにも偏っていないので、リラックスして職務に臨めます。雰囲気をひと言で表現するなら“和気あいあい”でしょうか。
T.N.
私の部署も、気軽に会話でき居心地がいいです。
A.U.
午前中は静かで午後はアクティブな感じです。みなさんメリハリをつけているのでしょう。残業時には上司がよくお菓子を配ってくれます(笑)。
上司や先輩はどんな人?
T.N.
先ほどA.U.さんが言ったように、集中して臨むべきところとリラックスしていいところを上手く使い分けている人が多いです。見習いたいですね。
C.Y.
勉強熱心で優秀な人が多いと感じます。困った素振りの人にはすぐ声がかかるので、自身の職務だけでなく周囲への目配りも心がけているのでしょう。心強いです。
A.U.
私も配属当初は何かと「大丈夫?」と声をかけられていました。新人にとっては、「見守られている」と思えるだけで大きな安心材料になるよね。
Y.N.
業務と直結しなくても高度な知識を持っていたり、ものごとを論理的に説明してくださったりと、優秀さを感じる場面が多いですね。この点でも心強さを感じます。
入社1年目、どんな仕事に取り組みましたか?
Y.N.
セキュリティが厳しいデータを扱う部署なので、初期は定型の社内業務を担当していました。OJTを通じて段階的に仕事の範囲を広げていきました。
A.U.
似た感じです。部内研修と実務を並行させることで、途中からは小規模案件の実作業にも従事するようになりました。
T.N.
ユーザーからの電話問い合わせ対応を担当しました。対応フローはある程度決まっているものの、内容は多種多様なので、幅広く対応が必要でした。
C.Y.
小さな定型業務や問い合わせ対応から大きめの案件まで幅広く関わることができました。冬くらいから腰を据えてプログラミングに従事するようになりました。
5年後、10年後どうなっていたいですか?
A.U.
OJTで面倒を見てくださった先輩は部署内の中心的存在で、誰からも頼られていました。5年後は少しでも近づいていたいですね。部署内には「あの人がいるから大丈夫」と信頼されているベテラン社員もいます。10年後はその方のようなスペシャリストになっていたいです。
C.Y.
5年後は、後輩たちに働きやすさを実感してもらえるような環境づくりに貢献できる存在になっていたいです。10年後は、今の部署で培った経験・知見を活かして新しいチャレンジに取り組んでいるイメージです。
Y.N.
今は与えられた職務をこなしている感じなので、5年後は自律的・自発的に動ける人材になりたいです。現在は農林中央金庫のシステムを担当していますが、10年後までにはJASTEMなどにも関わることで幅を広げ、特に関心を抱いた領域のスペシャリストを目指したいです。
T.N.
今の先輩が何を聞いても的確に教えてくださるすごい方なので、5年目には後輩にとって同じような存在になっていたいです。10年目くらいには、リーダー的な立場でプロジェクト管理といった実務から、チームの雰囲気醸成に至っても貢献できる存在になっていたいと思います。
配属前と配属後で同期とのつながりに変化はありましたか?
T.N.
研修はオンライン中心だったけど、対面する機会が限られていただけに、チャンスを活かそうという機運が高まっていた気がするな。
Y.N.
たしかに。同期は30数名いますが、研修中に絆が深まりました。配属後は会う回数こそ減ったものの、飲みに行ったりバーベキューに行ったりは続いています。つながりが弱くなった印象はないですね。
A.U.
私は他部署に照会することが多いので、同期が各部署に分散していて助かっています。配属後のほうがみんなにお世話になっているかも(笑)。
C.Y.
配属後は疎遠になるかもと思っていましたが、Y.N.君の言うとおり、つながりは持続しています。むしろ関係はより濃いものとなっているかもしれません。
社会人になってからの楽しみは何ですか?
C.Y.
なんといっても食事とお酒! 学生時代より自由に使えるお金が増えたので、開拓するのが楽しくて。
A.U.
私も同じです。学生時代より、お店に入ることをためらわなくなったと感じます。
Y.N.
経済的な余裕という意味では、旅行に行く機会が増えました。木・金で有給休暇をとって4連休にするなんてこともありますし。
T.N.
土日のありがたみが身に染みるようになりました(笑)。無為に過ごすのはもったいないので、常に誰かしらと遊ぶ予定を入れるように意識しています。
オンとオフのメリハリはつけられる?
A.U.
メリハリをつけられる環境にあるのは間違いありません。私は手を動かすことで心を落ち着けるタイプなので、なかなか切り替えに苦労していますが。
C.Y.
A.U.さんと似た悩みを抱えています。オンタイムに全力で臨んで考えに考え抜くように心がけ、その分オフはリセットするよう切り替えに努めています。
Y.N.
2人と違って、無意識のうちにメリハリを付けられている気がします。案件の節目までは根を詰めて、余裕があるときは早く帰るといった感じですね。
T.N.
仕事については、本来の締め切りより早く設定してこなすように心がけています。バッファが生まれることで気持ちに余裕が出ますから。