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農林中央金庫グループは、日本の農林水産業の基幹的担い手であるJA（農協）、JF（漁協）、JForest（森林組合）との協働を通じて、農林水産業を育み、持続可能な地球環境に貢献し続けています。農中情報システム株式会社（NIC）は、その農林中央金庫によって設立されたシステムエンジニアリング専門会社です。
当社は1981年の誕生以来、農林中央金庫の投融資ビジネスやそのためのリスク管理の高度化をIT面から支えてきました。また、JAバンクの巨大なリテールシステムの構築・運営を通して、地域や農林水産業に携わる人々の暮らしに貢献しています。その役割は、今後も変わることはありません。

しかし、農林水産業や金融を取り巻く環境は大きく変化しています。農林水産業は高齢化に伴う担い手不足が深刻化しており、また、食料安全保障の意識の高まりから大規模化、効率化の進展が求められています。
金融業界ではデジタル化が急速に進展し、リアルとデジタルの融合の最適解を求める局面が訪れています。他業界から金融への参入で競争が激化していることも踏まえて、既存の金融機関とそのシステムにおいては顧客価値向上が喫緊の課題です。また、投融資という観点では、リスク管理のさらなる高度化に加え、サステナビリティが重要テーマとなるなど、新たな視点が求められています。

こうした課題にITで応えていくことがNICの役割であり、使命です。すでにNICは業界に先駆けてAIやクラウドの活用を進め、ユーザーと協働してデジタルトランスフォーメーションに取り組むなど、ビジネス価値の創出・実現へのチャレンジを進めています。今後は農林中央金庫のビジネスモデルをITで支えるだけでなく、農林水産業が直面する社会課題を解決するソリューションを提供していくこともあるでしょう。
時代を経ても変わることのない使命と、いまの役割にとどまらずチャレンジしていく姿勢。それがNICの最大の特色です。

NICにはさまざまな思いを抱いて入社した社員がいます。人々の暮らしを支えたい。金融市場に影響を及ぼす巨大機関投資家のオペレーションに寄与したい。ITの最先端で活躍したい。そんな多様なパッションこそ、NICの原動力です。さまざまな思い・思考をもった人材が相互に学びあいながら、協働していくことで、新たな価値が育まれていくと私は考えます。ぜひ、あなた自身のパッションを抱いて、NICの門を叩いてください。