ユーザーの要望に応えて勘定系システムの機能を改善し農林水産業の発展に寄与する。

N.S.

開発一部 2020年入社 情報科学部 コンピュータ科学科卒

入社動機

大学で学んだ情報系の知見を活かそうとIT系企業を志向。システムの重要度が高い金融系で、農業を営む祖父にも貢献できることにやりがいを感じ、農中情報システムを選択。

01

農林水産業への貢献を通じ、 身近な存在にも役立てる魅力ある仕事。

高校時代からIT分野に興味を抱いていたそうですね。

はい。高校時代に「これからはITの重要度がより高まっていくはず」と考えたこともあって、情報系学部を進学先に選びました。大学在学中に、プログラミングをはじめIT関連について学ぶなか、その奥深さや幅広さを知ってより関心が強まりました。世間におけるITの重要度は、高校生の時に考えていた以上に高まっていると感じたこともあり、就職活動に臨む際は、当初からシステムエンジニアやプログラマーになることをイメージしてIT系企業をメインターゲットにしました。

数あるなかから農中情報システムを選んだ理由は何でしょう。

金融システムは社会インフラを支える重要な役割を担っていることから、「稼働させ続けなければならない」という使命感が自身のやりがいにつながると考えました。そこから、金融系のIT企業に注目し、農中情報システムの存在を知りました。また、祖父が農業に従事していたため、農林水産業の発展をサポートするという事業に共感できたのも大きかったです。巡り巡って身近な存在である祖父の役に立てるという点で、個人的にも高いモチベーションで職務に臨めそうだと思えました。

02

金融事業の根幹を支える 勘定系システムの開発に従事。

現在は、どのような職務を担当しているのでしょう。

所属する開発一部では、金融事業の根幹を支える勘定系システムを対象に、システムの開発・保守を担っています。このなかで、私自身は農林中央金庫の顧客データや各種手数料を管理するシステムを担当しています。実務では、農林中央金庫からの要望を受けてシステム改修に対応するほか、開発したシステムがテスト環境下で正常に稼働するかどうかの確認作業、農林中央金庫からの各種問い合わせ対応などに従事しています。

どのようなところに、難しさややりがいを感じますか。

例えば、ひと口に手数料といっても、扱う金額や内容によって変わってきます。このため、システムを扱う私たちも金融業務を正しく理解する必要があります。日々、職務にあたるなかでは、この点の知識不足を痛感しますね。社内の関連資料やマニュアルを通読したり、周囲の先輩社員に教えていただいたりするなかでキャッチアップに努めているところです。一方、農林中央金庫側から提示された要望に対して自分なりに対応案を考えられる点や提案できる点には、大きなやりがいを感じます。そのうえで、自身で手がけたシステムが問題なく稼働していることを確認できた際には、達成感も得られますね。

03

経験を重ねることで 勘定系システムのスペシャリストを目指す。

入社後、成長を実感できた経験について教えてください。

入社3年目に、マイナンバー関連新法施行に伴うシステム対応を担当しました。システムユーザーである農林中央金庫からは入力項目をできるだけ減らしたいという要望が寄せられましたが、外部システムへ連携させる必要があったため、項目量自体を減らすわけにはいきません。そこで考え出したのが、既存のデータベースから必要な情報を呼び出すことで、新たな入力の手間を省くという方法です。この提案が通り、ユーザーの負担軽減を実現できました。入力量を減らしたことで、入力ミスの発生件数が減り、ひいてはシステムを運用管理する私たちの負担軽減にもつながったのです。自身の存在意義を実感できたことで、ユーザーの負担軽減をより強く意識するようになりました。

今後の目標は何ですか。

上司や先輩を見ていると、ユーザーから問い合わせを受けた際、即答するだけでなく、求められている以上のアドバイスにつなげています。ユーザーの業務内容やシステムの機能を熟知しているうえに、話を聴く力が備わっているからだと思います。私も同じ境地に立ちたいので、職務を通じて知見を広げるとともに、コミュニケーション能力を高めていきたいと思っています。そのうえでスペシャリティを高め、社内外を問わず「勘定系システムに関することなら、まずはN.S.に聞いてみよう」と思っていただけるような存在になりたいですね。

Privateプライベート

プライベート

アンダー100を目指してゴルフの特訓中です。 最近になってゴルフを始めました。春から秋にかけては、月に1回のペースでコースに出るようになりましたよ。当面の目標は1ラウンドで100打を切ること。このため、平日でも時間や体力に余裕があれば、帰宅してから練習場に行って特訓にいそしんでいます。

One Day Schedule1日のスケジュール

1日のスケジュール

08:40

出社・メールチェック。

10:00

ユーザーから寄せられた、システムへの入力内容の質問に対応

12:00

同期に声をかけて社食でランチ

13:00

この後予定している会議に向けて資料を作成。

16:00

週1回のチーム内進捗会議。社外ベンダーを含め、メンバー間で情報共有する。

19:00

退社